去年11月30日に行われた「かごしま新特産品コンクール」で奨励賞を受賞した
帖佐人形のアマビエ。
当日審査員をした私は、その優しい表情に惹かれて、製作した折田貴子さんに
会いに行きました。
ご自分が作られた帖佐人形の前で。
鹿児島県伝統的工芸品に指定されている帖佐人形を作っているのは、折田貴子さん1人。
コンクールの日にもお会いしましたが、とても楽しくて話が止まりませんでした。
おじいさまから受け継いだ帖佐人形。
小さい頃から見てきて、小学生の頃には夏休みの宿題に「帖佐人形のこまいぬ」を作ったそう。
ご飯を食べる時間よりも好きな時間だったという折田さん。
30年以上作りづつけ、コロナの終息を願い「アマビエ」を作りました。
パステル調の淡い色合いで、思わず見ている私が微笑んでしまうかわいいアマビエ。
5.5㎝くらいの高さで、飾っても、持ち歩いてもいいようになっています。
実際に見てみたい、また欲しいという方は
蒲生観光交流センター、鹿児島県特産品協会のブランドショップで取り扱っています。
歴史のある帖佐人形をとても身近に感じた取材でした。