スマート農業 第3弾「あいさいマルチ」

シリーズでご紹介している「スマート農業」。ロボット技術や情報通信技術を用いて省力化や高品質・安定生産などを行う新しい農業のことです!
第3弾の今回は、作業の「省力化」がキーワード!南さつま市のさつまいも畑を訪ねました♪

今回紹介する「マルチ」、通常のマルチと違うんだそう!
「マルチ」とは地面を被覆して、地温上昇と水分蒸発を抑制させることにより、土壌の環境を良くして作物の生育を促進させる効果がある園芸資材。
一般的に使われているのはポリエチレンでできている「ポリマルチ」。今回ご紹介するのは、環境にやさしい農業用生分解性の「あいさいマルチ」です!
一般的なマルチは収穫の時に一つ一つ外して作業をしなければならないんですが、「あいさいマルチ」は環境に優しい農業用生分解性マルチのため、土中の微生物によって水と炭酸ガスに分解されます!なので収穫の際にマルチを剥ぎ取る作業が不要なんです!

実際に「あいさいマルチ」を使用している生産者の東馬場さんは、「これまでの収穫時期は、いくつものマルチを剥がさなければならなかったので手間がかかっていたが、あいさいマルチに変えてからは作業の負担が減った」と話されていました☆
マルチの剥ぎ取り作業が無くなり、人にやさしい、そして環境にもやさしい農業用生分解性マルチ「あいさいマルチ」のお問い合わせは、JA鹿児島県経済連園芸資材課(099-258-5436)まで♪

次回は畜産現場で取り入れられているスマート農業についてご紹介します☆

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