本当に雨が多い?イギリス・ロンドンの空と街並み
梅雨にちなんで今回は、雨の日が多いとよく言われるイギリス・ロンドンについてです。
実際に私がロンドンに行ったときは曇りで、晴れ間も見えました。
今回改めてイギリスの気候について調べてみたところ、実は年間降水量は日本の半分以下であることが分かりました。
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梅雨のように一日中ずっと雨が降るということはなく、日本の梅雨の3分の1ほどの降水量が年中続いて降っているとのこと。
ずっと降り続くことはないですが、「一日の中に四季がある」と言われるように、晴れたり曇ったり雨が降ってもすぐ止んだりなど、季節を問わず変わりやすい天気のため、雨のイメージが強いとのことです。
なぜ天気が変わりやすいのかというと、イギリスの西からは大西洋を流れる暖流の北大西洋海流の暖かい空気が偏西風とともに流れ込み、一方北からは北極圏からやってくる冷たい風が流れ込むため、この二つの温度差がある気流がイギリス上空でぶつかって雲が発生しやすいとのことです。
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私は晴れの空が好きですが、ロンドン市内を走る赤いバスや歴史的建造物などの街並みと曇り空は不思議とマッチしていて、ロンドンならではの重厚な雰囲気を演出しているかのようでした。
≪歴史的な建築物の例≫
・バッキンガム宮殿
・ウェストミンスター宮殿(英国の政治の中心地)
・エリザベスタワー(通称ビックベン)
・ウェストミンスター寺院(ウィリアム王子とキャサリン妃のロイヤルウェディング会場)
・大英博物館