県男子13年ぶりのインターハイ出場! 飛込・九州高校総体


7月17・18日の2日間、鹿児島市でインターハイ出場をかけた、飛込の九州高校総体が行われました。

最高で10メートルの高さから飛び込む「高飛込」は、フォームの美しさや入水角度などを考慮してつけられる点数と技の難易度を示す「難易率」をかけ合わせて得点がつけられます。インターハイに出場するには、この大会での優勝か、10回の試技の合計で288.00の基準点を超えることが条件です。

この大会に県勢でただ一人出場したのが、小学5年生で競技を始めたという鹿児島情報高校1年の池島鳴海選手です。
「はじめは緊張した」と語った池島選手ですが、得意な形だったという6回目の演技では「技自体の完成度は良くなかったが、練習と比べて堂々と飛べた」と納得の表情を見せます。
得点を重ねながら、インターハイ出場の基準点突破まであと21.8点として迎えた8回目。自身の、この日最高得点となる49.95点を記録し、基準点を突破。結果は4位と、表彰台に上ることはできませんでしたが、県勢男子としては13年ぶりとなるインターハイ出場を決めました。

(落ち着いた表情で試合を振り返った 池島鳴海選手)

試合後、池島選手は「安定して技が飛べて、過去一番良かったところもある反面、課題となるところも多く見つかり、いい試合になった。インターハイでは決勝に残りたい」と落ち着いた表情で話してくれました。

【競技結果】
1位 神田 新 (佐賀学園)   488.55点
4位 池島 鳴海(鹿児島情報1年)378.55点
→県男子13年ぶりのインターハイ出場

なお、18日の3m高板飛込でもインターハイ出場を決めた池島選手。
8月17日から4日間、高知県で開かれるインターハイに出場します。

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