初日から大会新記録も! 鹿児島県高校総体 陸上1日目
熱戦続く鹿児島県高校総体。5月27日から陸上競技がスタートしました。
5月30日までの4日間、鹿児島市の白波スタジアムで行われる陸上競技。トラック種目では、初日から大会新記録が立て続けに樹立されました。
男子5000m競歩には、去年のインターハイで3位に入った、鹿児島工業高校3年の下池選手が出場。序盤から他の選手を周回遅れにするなど、大会新記録ペースでレースを進みます。「寒い方が得意」という下池でしたが27.9度の暑さに耐えながら20分37秒35でゴール。これまでの大会記録を1分以上縮めての優勝を果たしました。
レース後、下池選手は「県高校記録の更新を狙っていたので更新できず悔しいが、セカンドベストに近いタイムを出せ良かった。南九州大会では県高校記録と、南九州大会の記録も更新したい」と、次の目標を力強く話しました。
また、男女400m決勝でも大会記録が塗り替えられました。
女子400m決勝では、鹿児島情報高校3年の下野みのり選手が、大会記録を0.04秒更新する56秒41で優勝。13年ぶりの大会新記録となりました。下野選手は、「良い記録だと思ったら大会新記録だったので嬉しかったです。去年の南九州大会が2位だったので、今年は1位を目指して頑張りたい」と笑顔で話してくれました。
一方、男子400mを制したのは、甲南高校3年の行船宏哉選手。「決勝なので思いきり行こうと思っていた。新たに取り組んできた300mのスピード感を活かすことができた」と話すように、前半から攻めの走りを見せ、大会記録を0.36秒更新する47秒56秒で優勝しました。
各種目上位6人までの選手(競歩・混成競技・女子棒高跳・女子三段跳・女子ハンマー投は4位まで)は、
全国高校総体(インターハイ)出場をかけ、来月沖縄で行われる南九州大会に出場します。