鹿児島城西が51年ぶりの優勝 県選抜高校野球大会

夏の甲子園を目指す県大会の前哨戦とも呼ばれる「県選抜高校野球大会」の決勝戦が、6月1日に鹿児島市で行われました。

決勝は、前身の照国高校時代以来、51年ぶりの優勝を目指す鹿児島城西と、初優勝を目指す尚志館との決勝戦。
試合が動いたのは2回表。城西は1アウトランナー2・1塁で、打順先頭に戻って林がレフト前に運び先制。さらに、3番・松原にもタイムリーが生まれ、城西が2対0とリードします。
その後、両チームなかなかチャンスを作れないでいましたが、6回表、城西は9番多和田のタイムリーヒットで追加点・3点目を奪うと、打者12人で8点を奪う猛攻で優勝を引き寄せます。
追いかける尚志館は7回に1点を返しますが反撃ならず。
結局、10対1で鹿児島城西が51年ぶり2回目の優勝を決めました。

試合後、鹿児島城西の桑原一郎キャプテンは、「苦しい練習も乗り切ってきたので、この結果が出せたと思います。優勝はしましたが、夏の大会に向けて気持ちを引き締めて頑張っていきたいです。」と、すでに夏に向けて頭を切り替えていました。

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