ユナイテッドFC 5試合負け無し! 暫定3位浮上

(「アウェーの雰囲気は独特で難しい」とは、三浦泰年 監督 談)

サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCは、5月6日にアウェーでカターレ富山と対戦。
前節は3日前、ホーム鴨池で長野と対戦し2対2の引き分けだったユナイテッドFC。
9日間で3試合の過密日程最後の試合が6日でした。

この日も、前半立ち上がりから積極的にボールを動かしたユナイテッドFCは、サイド攻撃で相手ゴールに迫ります。中盤には両チーム決定機を迎えますが得点ならず。
すると前半34分。左サイドからのCKで、ファーサイドの田中秀一選手がヘディングで折り返したボールに、最後は川森選手が合わせてユナイテッドFCが先制。川森選手は3試合連続ゴールとなりました。

後半は、相手のプレスに苦しみ、なかなか前を向けなかったユナイテッド。
ポゼッションも相手が高く、粘りの守備を見せていると、後半アディショナルタイムにベテランの吉井が見せます。ハーフウェー付近から走りこんで相手のクリアボールを奪うと、2人を抜いてペナルティーエリア付近にいた萱沼にパス。その萱沼が上手く縦に流したところに、吉井がしっかりスプリントしてGKと1対1に。最後は、吉井が左に落ち着いて流し込み2対0とし、白星を掴みました。

ユナイテッドFCは今シーズンアウェーで負けなし(3勝1分)、しかもここ5試合も負け無しで徐々に順位を上げ、試合終了の時点では暫定3位としています。

試合後、3試合連続ゴールを決めた川森選手は
「中2日の試合で本当に厳しい戦いだったと思うのですが、みんなが体を張って最後まで走りきって、そして最後に点が取れたから勝てたと思います。この調子を継続すると共に、もっともっと成長できるようにしていきたいです。」と話していました。

また、額までぐっしょりと汗をかいた三浦泰年監督は
「コツコツとしっかりとしたサッカーができた結果だと思う。まだまだ課題はありますが修正しながら良いものを残していきたいです。」と既に気を引き締めなおしていました。

なお、今日の試合でDFの平出涼選手が、J3通算100試合出場を果しています。

ユナイテッドFC、次のリーグ戦は5月19日。ホームにSC相模原を迎えます。
また、その前の5月13日には、天皇杯の出場をかけて、県選手権大会の決勝で鹿屋体育大学と対戦します。

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