土壇場の決勝点でJ2昇格圏キープ 鹿児島ユナイテッドFC


サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCは、10月8日にアウェーで最下位のY.S.C.C.横浜と対戦。
後半アディショナルタイムの「劇的ゴール」でJ2昇格圏内の2位をキープしました。

ここまで2位のユナイテッドFCは、立ち上がりから相手ゴールに迫りチャンスを作りますがゴールネットを揺らせません。すると、試合は拮抗し、前半終盤には相手ペースに。YS横浜に所属する鹿児島実業高校OBで元・日本代表の松井大輔が何度もゴールに迫るシーンも。GK白坂の好セーブもあり、なんとか無失点で試合を折り返します。

後半は終始、一進一退の攻防になり0対0のままアディショナルタイムに突入。
J2昇格へ白星が必要なユナイテッドFCは、フリーキックのリスタートで素早く右に展開すると、サイドバック木出からのクロスに、中央で途中出場の端戸が「首で持っていった」と話すヘディングシュート。これが、土壇場でチームを救う決勝ゴールとなり1対0で勝利したユナイテッドFC。連勝でJ2昇格圏内の2位をキープしました。

試合後、端戸選手は
「鹿児島にきて最初は苦しんで、なかなかコンディションが整わなかったりしたが、ようやく一つ役に立てた。難しい試合になるとは分かっていたが、大事な試合で勝点3を持ってこられたので良かった。必ず、来週も勝点3を取りたい」と引き締まった表情で話しました。

今シーズンは残り6試合。首位のいわきFCとの勝点差は4のまま。また今節、3位の藤枝も4位の松本との直接対決を制し、勝点差1のまま3位につけるだけに、ユナイテッドFCにとっては負けられない戦いが続きます。
次の試合は今度の日曜日・10月16日。13位の宮崎をホームに迎えます。

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