サッカーが教えてくれたこと…。「もうひとつのW杯」取材日記(5)

8月5日からスウェーデンの中央部、鹿児島からは直線距離で約8400km離れたカールスタッド市を中心に行われている、INASサッカー世界選手権、通称「もうひとつのW杯」の取材のためスウェーデン支店に居ます。
「北欧の地」を感じながらの取材活動を、今回は「日記形式」で記録することにしました。
知的障がい者サッカー日本代表の様子を少しでも感じて頂ければと思います。

-店主・松木圭介

Day4 8月16日(木) 曇り

(一夜明けて…)

AM8:30 朝の散歩

試合翌日ということもあり、いつもより遅めのスタート。
散歩の後はいつも朝食だが、食堂にある地元紙に、きのうの地元・スウェーデンとの試合の様子が載っていた。松木が目を通していると選手たちが近寄ってきた。

(スウェーデン戦の勝利は地元紙にも取り上げられた)

「載ってるんですか?得点シーンや!うらやましい!」。
その表情は、行動を共にしてから一番明るく、スウェーデンとの激闘の末の白星で、「勝利への重圧」から開放されたのだと感じた。

AM10:30 5-6位決定戦 前日練習

きのうの試合に出たメンバーと、出場機会が少なかったメンバーの2班に分けての練習。
スウェーデン戦に出場したメンバーは、体をほぐしたり、疲労を抜くための練習でが続き、リラックスした時間が流れている。一方、途中出場や出場機会が無かったメンバーは、ボールを使った練習で、徐々に運動量を上げて追い込んでいく。表情がきつくなっていく中でも「いい顔」をしていたのは、鹿児島県出身の原良田龍彦選手。「こちらに来てから、さらに変わったよね。」とはスタッフ陣の言葉。短い出場機会でも結果を残したいという思いが、表情に現れていた。

前日の試合までの影響で、レギュラーメンバーに疲労・怪我が増えているので、西監督が出場機会の少なかったメンバーをどのように起用するのか?実は、個人的に気になっている。

(最終戦となるロシア戦に向けて戦術確認)

最後は、翌日のロシア戦での雪辱に向けて戦術確認を行った日本代表。いよいよスウェーデンでの最終戦を迎えるのだと感じた。

ちなみに…この日は、日本代表がスウェーデン入りしてから練習会場として使っていたグラウンドでの最終練習日。関係者に御礼を伝えた後、選手たちを応援する国内から届いたフラッグの前で記念撮影。「好きなところで、好きなポーズを取って!」という広報担当者の声でパシャ!

(知的障がい者サッカー日本代表!)

なぜこの陣形なのか…あえて確認はしなかったが(笑)、選手たちのいい表情に、チーム状態がさらに上向いているのを感じた。

鹿児島の4人は、松木の呼びかけで別に1枚。
西監督が勤務する姶良市、その建昌小学校の6年生からの応援旗は、スウェーデンでしっかりはためいていました。

(姶良市立建昌小学校の皆さんからの応援旗)

いよいよあす、日本代表は集大成の一戦を迎える…。

関連記事一覧