いおワールドかごしま水族館へ♪
ポニー1号から薗田です♪
今日は7月11日にイルカの赤ちゃんが誕生したばかりの『いおワールドかごしま水族館』にお邪魔しました!
お話を伺ったのは展示課・主幹の久保信隆さん♪
イルカの赤ちゃんですが、すでにお客さんへも公開されているということで、私も見てきました!とっても可愛い♡現在の体長はおよそ120cm、体重およそ20kgということで、お母さんと並んでいたら小さく見えましたが、意外と大きくてビックリしました(゜o゜)!!
かごしま水族館では15例の出産がありますが、半年以上生存したのはわずか4頭。半年以上生存できなかった赤ちゃんが半分以上を占めます。そのぐらい、イルカの赤ちゃんが誕生して、元気に育つということは難しいことなんです・・・
現在、水面から呼吸するタイミングで親子の様子を観察することができるそう!また、上手くいけば授乳の様子も見ることができます!私も5分ほど観察いる中でその様子を見ることができました!授乳は頻繁に行われているそうで、見るチャンス大!なんだとか(^_^)v
寄り添って泳ぐ親子がとっても可愛らしくて癒されました♡
こちらは授乳の様子です!
※今回は特別に職員の方しか入ることのできないエリアから撮影させて頂きました。今後、観察できるエリアが少しずつ広がるそうで、その都度、HPでご案内するということでした。今はイルカプールで、水面付近を泳ぐイルカの親子を見ることができます♪
イルカの赤ちゃんももちろん見て頂きたいのですが、もう1つ注目して欲しい水槽があるんです!ジンベイザメのいる黒潮水槽や、デンキウナギやアザラシなど、色々な水槽がある中で、昨年、SNSでも注目を集めた「沈黙の海」という水槽・・・なんと生き物が何もいない水槽なんです。
開館当初からあり、初代館長が設置したものなんだそうで、私も小さい時に「実は生き物が隠れているのかな?」と一生懸命探したのが懐かしいです・・・
カラフルな魚達や沢山の生き物達を見てきた中で、後半に出てくるこの水槽。少し不気味さすら感じます・・・実は、私達の身勝手さによっていつか海から生き物が消えてしまうかもしれない・・・ということを水槽で表したもので、水槽の横にはそれに合わせた“詩”も展示してあります。水族館の開館した頃は、まだ地球温暖化やゴミで汚れた海など、環境問題も今ほど取り上げられていなかったのですが、その時すでにこの水槽を展示して警告をしていたのに、今、その恐れていた未来に向かっている怖さ・・・改めて考えさせられました。ぜひ、親子でも見て頂いて、この意味をお父さん、お母さんが説明してくれたら、また未来が少し変わるんじゃないかと思います。
水族館は海の生き物について、そして環境について学ぶのにピッタリの場所ですし、何より生後1週間の可愛いイルカの赤ちゃんを見ることができるので、皆さんぜひ、足を運んでみてください(^_^)v