『ベッコウトンボ』が今年もやってきました♪

ポニー1号から薗田です!
今日は薩摩川内市祁答院町藺牟田の藺牟田池にお邪魔しました!

お話を伺ったのはベッコウトンボ保護会の前田広則さん♪

前田さんは昆虫が大好き!!ベッコウトンボ保護会だけでなく、日本トンボ学会、鹿児島昆虫同好会などにも所属しているほど昆虫全般大好きだそう!そんな昆虫の中でも1番好きなのがこちら!

パプアキンイロクワガタ!!トンボも大好きだそうですが、1番はパプアキンイロクワガタだそうです(笑)
そして本題のベッコウトンボがこちら!私も小さい頃に家族でこちらへベッコウトンボを探しに訪れていたのですが、なかなか見つけられなくてキョロキョロキョロキョロ探し回っていたのが懐かしい・・・♡
ベッコウ色の体が名前の由来だと言われていて、体長は4cm程度。ずんぐりむっくりした体型がとっても可愛い♪4枚の羽にはそれぞれ3箇所、黒い斑点があります。またオスは成熟してくると体が黒くなってくるそうです。


ベッコウトンボは「国内希少野生動植物」にも指定されている貴重なトンボで、全国でも静岡・山口・福岡・大分・鹿児島の5県でしか見られないそうです。(鹿児島では藺牟田池の他にも指宿市内の国民休暇村あたりで見られるんだとか♪)パイオニア種と言われていて、住みづらくなるとすぐお引越しをしてしまう、定着しづらいトンボとも言われているのですが、なぜか、藺牟田池に長年定着し、そして沢山生息しているんだとか。そしてその理由がまだハッキリ分かっていない・・・というのがまた面白いですよね!
普通、トンボといえば夏や秋のイメージがありますが、1年の最初のうちにやってくるトンボということで、この春の時期に見られるんだそうです。桜の散る頃に現れ始めるんだとか・・・素敵ですね♪
現在で数百頭飛んでいるそうですが、ピーク時だと、昨年の記録で1日最高3000頭を超えていたそうです。ただ、藺牟田池は広いので、調査できない箇所が多くあり、まだまだいる可能性も・・・!?
例年だと、ピークは4月下旬から5月上旬ということで、GWのおでかけにピッタリ!
また、藺牟田池のアクアイムでは、藺牟田池の環境保全を目的に入館者に釣竿を貸し出しているそうで、釣った外来種の買取もしているんだとか。気温の上がるGW頃からは外来種がよく釣れるようになるということなので、家族で楽しみながら環境保全もオススメですよ♪
GWはぜひ藺牟田池へお出かけくださいね♪

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