今回紹介するのは、協業組合ユニカラー。お客様や環境を想った製品作りに取り組む印刷会社です。ユニカラーは竹紙を使った製品づくりに取り組んでいて、代表的なものとして竹紙ストローがあります。
竹紙ストローを作ったきっかけは、里山を再生するためでした。鹿児島県と竹の歴史は古くからありましたが、近年放置竹林の拡大が問題となっていて、問題解決のために竹の積極的利用に取り組んでいます。
今後、竹紙の取り組みは横に広がっていくと考えられます。私たちは便利な生活を求め、考えるということを失いつつありますが、今あるものを使うことにより、環境に優しい社会を作っていくことができると思います。
これまでSDGs は漠然としたイメージでしたが、取材を経て、持続可能な製品作りのできる竹への関心が深まりました。日頃、環境にどれほど無関心か痛感し、この取り組みをより多くに知ってもらう必要があると感じました。