3月に開かれた、「SDGs Questみらい甲子園」。
高校生が社会課題解決のアクションアイデアを考えるコンテストです。
鹿児島大会にエントリーした、64チームの中から、協賛社特別賞「川商ハウス賞」に輝いたのは、、、?
鹿児島情報高校「SUNNY(サニー)」の皆さんです。
「鹿児島に住んでいる外国人労働者に日本語教室を行う。英会話教室の日本語バージョンという感じ。」
川商ハウスは、鹿児島市を中心に不動産事業を展開する企業です。
川商ハウス取締役 松ノ尾毅さん
「川商ハウスに入居中の方に外国の方は多くて、日本語を話せない方も結構いらっしゃる。
一緒に盛り上げていければという思いで、川商ハウス賞に選ばせていただきました。」
どのようなSDGsアイデアを考えたのでしょう?
鹿児島情報高校を訪ねました。
チーム『SUNNY』のみなさん。
英語に特化したe-プレップ科のクラスメイトです。
週に一度の課題研究の授業でSDGsについて学びたいメンバー同士が集まりチームを作りました。
鹿児島で働く外国人向けに開く日本語教室はオンラインでも参加できる仕組み。
言葉だけでなく日本の文化やマナーも教えられたら、と考えているそうです。
「自分たちの地域に外国人労働者が多くてその方々の為に何かできることないかなと考えた時にこの日本語教室を思いつきました。」
言葉の違いによるストレスが軽減され働くモチベーションにつながると考えたそうです。
「私たちは全員がニュージーランド留学をしていて、海外で過ごす過酷さや大変さを理解しているので、日本に住む外国の方々により寄り添える教室を開けるのかなと思っています。」
e-プレップ科の生徒は、2ヶ月以上、海外留学を経験します。
留学を経験したからこそ、言葉や文化の違いで戸惑う方に寄り添ったアイデアが生まれました。
教える側も学ぶことができる お互いにメリットのある取り組みということですね。
「よろって!ほうかご日本語教室」の“アイデア”で終わることなく、今後は、実際に開催する、“アクション”を計画中です。