職員のWell-Being向上に取り組む今林整形外科病院
SDGs目標3の「すべてのひとに健康と福祉を」。英語版では「Good health and well-being」と書かれています。
Well-beingとは、心も体も健康であり社会的にも良好な状態を表す概念で、今注目され始めています。
今林整形外科病院では、職員のWell-beingを向上させる取り組みを積極的に行っているそうです。
医療法人明正会 理事 今林恵美さん
「1人1人の職員が輝いている、その集合体が輝くダイヤモンドのような素晴らしい組織だと思っているので、そのためにまず職員の福利厚生を充実させるということに注力した」
職員が「安心して」「快適に」働くことができる取り組みの数々
英語に特化した企業主導型保育施設 MISプリスクール指宿の設立
東京・南青山「ステラプリスクール」監修のもと、英語、音育、体育、食育、算数など15,000のプログラムがあり、英語と保育の一体化を実践しています。地域住民はもちろん、職員も託児所のように利用できます。
利用する職員はー
「色や動物などの英単語が(子どもの口から)日常会話で出てきます。」
「勤務終了が遅くなる時も電話をして、その時間まで見てもらえるのでありがたいです。」
可愛い・快適なユニフォームの導入、有給・育休・産休取得の推進
看護部のユニフォームを一新!有名ルームウェアブランドとコラボしたユニフォームを採用し、可愛さと着心地の良さを追求しました。
職員は美容皮膚科での治療や人間ドックを特別価格で利用できるように。また、ワークライフバランスを整えるため、有給・育休・産休などの取得を推進しているそうです。
Well-beingに取り組むことで離職率が大幅に減少しただけでなく、いちど辞めた職員たちも福利厚生や教育体制などが充実したことを知って戻ってきているそうです。
るる’s eye
職員の皆さんがオリジナルのダンスを披露してくれました。ひとりひとりのホスピタリティが連携し、一丸となってサービスを行うという思いを表現しているそうです。
職員は宝
医療法人明正会 理事長 今林正典さん
「職員は宝です。現在、医療介護分野で非常に人材不足が叫ばれています。我々は、職員を宝という心で一人一人を大切にして、地域の医療介護に貢献できるように努力してまいります。」
地域の健康を守るために、まずは、職員のWell-being。みなさん生き生きとした表情で働いていました。