#4「そおリサイクルセンター」
大崎町にあるそおリサイクルセンター。
プラスチック・かん・びん・ペットボトルなどを回収し、検品を行った資源は、リサイクル業者へ出荷をしています。
さらに力を入れているのが、「生ごみの資源化」リサイクル率日本一のまち・大崎町や志布志市とともに取り組んでいます。
回収された生ごみが運ばれてきました。
生ごみはまず、粉砕機に投入され、細かく刻まれていきます。
そして、ここでワンポイント!
生ごみを運んできた空のバケツは、「のこくず」で洗います。
水洗いすることで出る汚水の水処理施設がいらない、など、低コストを意識したこだわりがつまっているんです。
さらに、細かく砕かれた生ごみは、草木と混ぜられ、一次発酵施設に運び込まれます。
およそ5カ月間、じっくりと発酵させ、完熟たい肥が完成。
リーズナブルな価格で地域のみなさんに還元し、資源の循環を実現しています。
社長「ごみ袋を開けると、資源化になるもの、使えるものがほとんどなんですよね。志布志市、大崎町でいえば、8割ぐらいのリサイクル率になっていて、コストと環境負荷のバランス、あと、住民に負担をかけない方法というところを気を付けています。」
働きがいも 経済成長も
さらに、資源の循環に力を入れることで、職員の雇用の創出にもつながり、地域に大きな経済効果をもたらしています。
従業員・矢野さん「やりがいは、毎日作業が終わるたびに満足感がある。自分のやってる仕事が住民の方の生活に直結してるっていうのは、自分たちが役立ってるんだなっていうのが実感できる。」
従業員・西川さん「リサイクルは最初から興味があったんですけど、地元でやりたいことをやっていけたらいいかなと。」
社長「向上心、仕事への参画意欲、承認欲求の意思表示を満たすためにも、全職員に幸せと満足の追求をしていきます。そして、会社の全体としては、廃棄物の分野において課題解決のお役に立てる会社になる。それを喜びとする。ということを目指していきたいというふうに思っています。」