この番組では、これまで菩薩日新公が作った「いろは歌」についてお送りしてきました。
今日は、「いろは歌」を教育に取り入れている、
南さつま市立 川畑小学校に伺った模様をお送りします。
全校生徒32名の皆さんは、いろは歌の暗唱だけではなく、
毎年小学生を対象に開かれている、いろは歌のカルタ大会にも出場し、
札を取る正確さと速さで優秀な成績を修めています。
学校にお邪魔した日も、カルタを並べてくれて、その様子を見せてくれました。
こちらは、絵札 ↓
拡大すると・・・
このように、手書きの絵が描かれて、右上に、ひらがな一文字が書かれています。
読み札は、こちら ↓
カルタをする時には、いろは歌を一句、先生が読み上げます。
それを聞いて、絵札の中から、探して取るんです。
先生が1~2文字読み上げただけで、すぐに見つけてカルタを取る子供たちもいました。
川畑小学校では、1年生から、このいろは歌を学んでいるんです。
と言うことで、校舎の中には、いたるところにいろは歌が置いています。
例えば、校舎のすぐ外には、いろは歌の「い」の歌の石碑。
そして、校舎の中の階段には、いろは歌を解説付きで掲示しています。
拡大すると・・・
そして、2・3月のいろは歌ということで、こんな垂れ幕も!
今回取材したのは、5・6年生の児童の皆さん。
みんな、元気に挨拶してくれて、お話もしてくれました。
時代を超えて、今も心に響く「いろは歌」。
それを学ぶ子供たちの成長も楽しみですね。
さて、明日は、その「いろは歌」を作った日新斉について、
展示品で学べる加世田郷土資料館に伺った模様をお送りします。お楽しみに。
では、また明日。毎日ごあんそ!