薩摩の教え

せごどんの遠行③

今週は「せごどんの遠行」の模様をお届けしています。

参加者の中で目に付いたのが、おじいちゃんおばあちゃんとお孫さんの姿でした。
城山山頂 本営地あとに向かっている途中でお話を伺ってみました。


まずは、とてもはつらつとした、おじいちゃんと、お孫さんのかいと君、ゆうと君です。

(かいと君)「こんにちは。今日はおじいちゃんと弟ときました。2回目です。」
(おじいちゃん)「西郷さんを尊敬してますので、遺跡をたどって、いろいろ深めたいと思いまして。」
(ゆうと君)「本とかを貸してくれて、いろいろ西郷さんの本当のことが知れました。」

今日は歩いてみてどう?

(かいと君)「西郷さんってすごい人だったんだなと改めて思えました。西郷さんは西南戦争で負けちゃったけど、人のためにいろいろなことをやってきたと思います。」

じゃあ、残り半分、頑張ってね!
「頑張りまーす!」


あれ、ずいぶん小さい子がおじいちゃん、おばあちゃんと歩いてきたぞ。
小学校1年のれん君とおじいちゃん、おばあちゃんです。こんにちは。

(れん君)「小学校1年生です」
(おばあちゃん)「私たち夫婦は早くから参加してますけど、この子は歩けるようになったら来てるはずです。」

(おじいちゃん)「4歳からかな?子供たちもですね、一緒に社会科見学、それと西郷さんの功績というのかな?
それを知ってもらう、子供たちにもそれをちゃんと伝えていく、そういうことで。

今日は一人でしたけれども、実は孫は何人もおりまして、去年は5人くらい連れてきたんです。
学校に入ってない子は帰りがですね、冷や水の坂を上っていくんですけど、そこでみんなへばって、そこでみんな歩かないって言ってます。そこまでは順調にいくんですけどね。」

(おばあちゃん)「手をひいたり、気分を変えたりして、自分で…、ほめたりして自分で歩けるようにしております。」

(れん君)「がんばるぞお…」
(おじいちゃん)「もちっと元気な声で(笑)」

4歳からとはびっくりです。おじいちゃん、おばあちゃんの伝えたい思い。
同じ体験をすることで、世代を超えて伝わっていくことでしょうね。

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