ととナビVOL.195 アラメガレイ

🙇🏻:「先週は何のお話をしましたっけ?」

 

🙇🏻:あらっ、メガレイでしたっけ? では今日はアラメガレイお話をしましょうか。・・・」

 

というわけで、今日は、カレイ目ヒラメ科のアラメガレイ。やはり目が左側にありますね。ヒラメ科ですから。

メガレイにはへんてこな模様がありましたけど、アラメガレイはなんだか儚げ~なかんじ。スケスケというか。。。

ヒラメ科の中では口が一番小さくて、威圧感のない、おぼろげな姿。。煮付けにして食べたらおいしそうですよね。カレイやヒラメの煮付けはおいしいですからね。

 

🙇🏻:「でも、このアラメガレイにはとても大きな特徴があるんです。何だかわかりますか?」

 

その大きな特徴とは、「小さいこと」😢です。

アラメガレイは日本にいるヒラメ科の中で一番小さい魚。写真の個体は全長7㎝しかありません。とても煮付けは無理っ。

 

では、どうやって食べるかですね。

        🙇🏻:「こうです👇🏻」

 

この手の、小さいヒラメやカレイの仲間は底曳網でよく混獲されるんですが、一度網に入ると、海に返しても死んでしまうので、捨てるのも食べるのも海の資源にとっては同じこと。で、これは子どもではなくて大人の魚なので、いわゆる「幼魚の乱獲」には当てはまりません。食べましょう!Let’s EAT!

 

🙇🏻:「この前、広島の尾道の「でべら」の話をしましたね? タマガンゾウビラメという魚で、まさに雑魚です。地域によっては伝統的にこのような魚を食材として利用しているところもあるんですよ。魚を食べない鹿児島で、このような食文化ができることを願ってやみませんね😤、私は。」

 

未利用水産資源の有効利用は、生産者がいくらがんばっても、われわれ消費者が意識を変えないと実現しません。生産者は市場に出荷できないんです。アラメガレイは素揚げやから揚げでおいしく食べられます。丸ごと食べられます。塩をふって冷蔵庫で一晩、一夜干しにしても焼酎のつまみに最高ですよ~。

🙇🏻:「ととナビをお聞きのそこのあなた、よろしくお願いします🤗」

 

 

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