ととナビvol.194 メガレイ

今日はまずこの写真をご覧ください。

いかがですか~?

 

🙇🏻:「ラグビーボールのような形をしていますが、平べったい。なので、これはカレイの仲間です。でも、眼の位置からするとヒラメですね。これはカレイ目ヒラメ科のメガレイという魚です。」

写真のメガレイは、大きさは30㎝くらい。

ややこしいですが、カレイの仲間に属するヒラメの仲間のメガレイということになります。

ヒラメの仲間には「〇〇ガレイ」という名前の魚が結構いるんですよ。

 

🙇🏻:「このメガレイ、なんか変じゃないですか? 体の色はふつうに茶色いですけど、なんか、衝撃的なものが写っているでしょ。これは心霊写真かもしれませんね…。」

そう見える先生の方がちょっと衝撃かも。。。

 

🙇🏻:「メガレイは体に目のような模様があるのが特徴なんです。だからメ👁ガレイという名前になったんですが、これは目というよりも人の顔ですよね、あるいはドクロ💀。

私は実際には会ったことがないですけど、テレビでよく観る宇宙人もこんな顔じゃなかったでしたっけ👽? 昔懐かしい「秘密戦隊ゴレンジャー」のアカレンジャー👹のようにも見えますよね。アカレンジャーは両目がつながっていますけどね。

でも、やっぱり一番似ているのは宇宙人じゃないでしょうか?」

堂々めぐって辿り着いた結論は👽

 

メガレイは瀬戸内海から九州、台湾にかけて分布している、どちらかというと南の海の魚。

日本では底曳網で混獲される程度の魚で市場に水揚げされることはほとんどないそうですが、先生はこれまでに1回だけ(この写真のメガレイちゃんを)食べたことがあるそう。研究室の学生さんが山川沖で釣ってきた、大きさ33㎝もあるBiggestメガレイ!!

🙇🏻:「さて、このメガレイはおいしい魚なんでしょうか? 貴重な1匹だったんですが、煮付けを作って食べてみました。カレイやヒラメの仲間にはおいしい魚が多いんですが、メガレイは残念ながらそこまでではなかったですね。何よりも、ねっとりとした食感がいただけなかったですね。5段階評価のでしたね。」

折角釣ってきた学生さん、ゴメンナサイ😭

 

でも、メガレイの名誉のために言っておきますが、先生が食べたのは6月。繁殖期の後の、いちばん良くない時季だったのでは・・・?と思われます。魚には繁殖にエネルギーを使い果たして身がへとへとになる時期がありますが、それが旬の真逆の時期。しかも、その中でもカレイの仲間は顕著においしくなくなるんですって。

これはもう、そんな時期に食べた大富先生のせいかもしれません😤。

寒い時期にぜひもう一度トライして、メガレイの雪辱をはたしてあげたいものです😔。

 

🙇🏻:「でも、メガレイにはドクロか何かの呪いがあるのかもしれませんね。」💀💀💀💀💀💀

大富先生にメガレイの呪いがかかりませんように。。。

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