ととナビvol.189 ウミヒゴイ

🙇🏻:「恵津子さん、「くわい」って知っていますか? 小さなボールから芽が1本でたような。「将来芽が出ますように」と願ってお節料理の具材にされるんですよね。私も子どもの頃、お正月にはいただいていました。」

 

のっけからお正月の食材、しかも魚ではなく野菜の話でスタートした大富先生。

普段はいったいどこでどうしているのか、謎の多い「くわい」ですが、因みに漢字で書くと「慈姑」ですがよ~🙄

 

🙇🏻:「でも、つい最近、その謎が解けたんです!。全国に出回る「くわい」の約8割は広島県の福山市で生産されていて、福山では、年中売られているらしいんですよ。先日、福山の水産会社さんを訪ねて出張する機会があって、その時に知ったんですよ!!」

 

先生が訪ねたのはカネト水産という会社。社長の佐藤さんは瀬戸内海の新鮮で安くておいしい魚を広めるためにがんばっていらっしゃる方で、福山市の地域おこし協力隊の中尾さんご夫妻と一緒に活動されているそう。

 

地域おこし協力隊は全国に4000人くらいいて(もちろん鹿児島にも)、大富先生はそういう皆さんとも魚食普及でタイアップしていきたいと思っています。

 

🙇🏻:「今回私が訪ねたのは広島県福山市ですが、広島といえば赤い鯉ですね。私は今現在で920種ほどの魚を食べてきましたが、どうも最近は赤い鯉が好きになれないんですよね。去年は黄色いヒトデにもやられましたけどね…。」

皆さーん、またあの話ですよ(いつもすみませんね・・・😪)

そしてその出張先の福山で見たのがコレ👇🏼

🙇🏻:「福山出張の夜に行った料理屋さんのトイレにあったんですよ、あれが。何というんですか? 壁にかかった掛け軸のようなもの。土地柄なのか何なのか分かりませんが、赤い鯉なんですよ。思わず写真を撮ってしまいました。」

鯉、鯉、鯉・・・鯉だらけ。それも緋鯉!

そういえば、海の中にもそんなのがいましたね、名前は ウミヒゴイ

 

🙇🏻:「私は赤い鯉は苦手ですが、ウミヒゴイは好きですよ。お店では「うみごい」とか「おじさん」という名前で売られている、まったくくせのないやわらかい白身の魚。火を通すと身がしっかりするので刺身でも、煮付けでも、焼いても揚げてもおいしく食べられますよ。」

 

 

🙇🏻「おじさん」はおいしいんです!・・・・by 大富おじさん

 

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