ととナビvol.398 ヤコウガイ
先週は沖永良部と、阪神タイガースの近本選手のお話でした。
今週は、同じく沖永良部の浅い海で、素潜り漁や追い込み漁で獲れるものをご紹介しましょう。
それは、カノコイセエビやシマイセエビといったイセエビの仲間、そしてヤコウガイ(夜光貝)☟などです。
ヤコウガイは種子島・屋久島よりも南に分布し、鹿児島県本土では基本的には獲れません。奄美群島を代表する地産地消の水産物の一つです。
大富先生:「リュウテン科の巻き貝で、サザエに近い仲間。この仲間は蓋が石灰化して分厚いのが特徴です。ヤコウガイの蓋は、まるで真っ白なお餅のようです。食用としてだけではなくて、殻も工芸品や装飾品などに利用されます。」
沖永良部では、ヤコウガイの身を取り出して、ある程度細かく切ったものを袋に入れて出荷するんだそう。漁師さんにとっては手間のかかる仕事ですが、食材として使う側にとってはありがたいですね。
因みに、恵津子さんは夜光貝で作ったアクセサリーをたくさん持っています。
↓↓↓↓ コチラです💗
アクセサリーもステキ~~~💕💖💗
その貝がきれいなだけではなく「食べられる!」ということは知りませんでした。
大富先生:「ヤコウガイの身の部分はやわらかい部分とかたい部分があり、やわらかいところは刺身で食べます。心地よい歯触りで風味があって、私は大好きです。かたい部分は薄くスライスしてバター焼きに。これが定番。」
こっちがバター焼き
大富先生:「今回私は、沖永良部島でヤコウガイのみそ漬けも食べさせていただきました。産地ならではの保存食。これもまた、黒糖焼酎にぴったりでした。」
おいしかろー
ヤコウガイは鹿児島の本土ではあまり食べることができないので、お出かけの機会がありましたらぜひお召し上がりください!
ってか、みそ漬けとかなら特産品として売ってませんかね?
情報お持ちの方、いらしたらぜひ!!