ととナビvol.386 オオクチバス
先週、先々週…と、釣りガールの上園歩美さんが釣った巨大魚、ゴボウウツボのお話をしてきました。
今週も、大富先生が上園さんにお願いして釣ってきてもらった魚、ブラックバスです。
釣り人には大人気の魚ですが、もともとは日本にはいなかった魚だということは皆さんご存じですよね。
食用目的に北米から移入された魚。オオクチバス属の魚の総称で、日本ではオオクチバス、コクチバス、フロリダバスの3種が確認されています。その中で最も多いのはオオクチバス。その名の通り口が大きくて、上あごの後端が目よりも後ろにあることでコクチバスと区別できるんです。
オオクチバスは、今では日本各地に生息していますが、在来の種を食べて本来の生態系に影響を与えるとして特定外来生物として駆除の対象とされています。また、釣った場所から生きたまま持ち出すことや別の河川や湖などに放流することなどは禁止されています。
大富先生:「私としては、釣った魚はリリースしないで、おおいに食べてほしいんです。なぜなら、オオクチバスはおいしいから」
皮にくせがありますが、バター焼きなどにすればOK。
あとは皮を取り除いてフライに…☟(写真4-2)淡水魚ってわからないくらい、くせもなくとてもおいしいです。脂ものってます!
そしてこちらは、学生が作ったから揚げ甘酢あんかけ。☟
実は、寒くなるこれからがオオクチバスの旬。
油を使った料理には、和洋中なんでも良く合うそう。
ただし、寄生虫の関係で、生で食べるのは控えましょう。