ととナビvol.334 スジブダイ
先週に引き続き、今週も奄美らしい魚をご紹介しましょう。
それは、 スジブダイ
とってもカラフル! エメラルドグリーンです!!これぞ奄美って感じじゃないですか?
このスジブダイ、雌は茶色か黄土色っぽい地味な色をしていますが、雄は派手も派手。
・・・それにしても、こんなきれいな魚、おいしいんでしょうか?
(いやいや、それ以前に食べてもいいんでしょうか??)
ここは、1200種類の魚介類を食べた男・大富潤先生に聞いてみましょう。。。
大富:「ブダイの仲間は海藻を食べるから磯臭くておいしくないというイメージもありますよね。ところが、奄美に行って新鮮なものを食べてみると、そんなイメージは一新するんです。本当は、いい感じの白身で、特に油を使った料理にぴったり。ソテーにすると、皮がパリパリで身の部分はふわふわで、ワインによく合います。」
ほんと、カリッカリ!
刺身も定番で、ポイントは、皮もいっしょに食べること(湯引きは皮目がおいしいです)。
ああ、おいしそう。。。
想像するほどくせもなくておいしくいただけますから、ぜひ、奄美に行かれたらご賞味くださいね。
さて、奄美群島ではブダイのような浅い海にいる魚だけではなく、深海魚もたくさんとられています。
そんな奄美の魚の今すぐ食べたくなるようなお話を奄美大島で聞ける・・・というお知らせです。
12月5日(土曜日)の午後、奄美大島宇検村の「生涯学習センター元気の出る館」で、大富先生が「南北600キロの海の幸―約1000種の魚を食べた教授からの報告―」と題して講演を行います。鹿児島大学国際島嶼教育研究センターが主催する「鹿児島大学 奄美群島 島めぐり講演会」の一環です。
自宅などからのオンライン参加も可能です。
事前登録が必要で、締め切りは明後日、11月28日です。
鹿児島大学奄美分室0997-69-4852までお願いします。
大富:「みなさん、12月5日の土曜日は、奄美で、あるいはオンラインでお会いしましょうね!」