ととナビvol.271 マハタとマハタモドキ ①

2学期もスタートしました!
先月は、「親子で冒険!かごしまの海」の模様をお伝えしてきましたが、なかなかできない体験でしたよ~。みなさんも来年はぜひご参加くださいね!

・・・ということで、アクティブで暑かった夏休みが過ぎ、今月は通常営業のととナビです🙂。

今週は、ととナビ5周年企画でお送りした「質問・メッセージ」で、お答えできていなかったもの、つまり、大富先生の宿題から参りましょう。
この質問です⬇
RN:天然マグロさん
えっちゃん、大富先生、いつも楽しく拝聴しています。
先生に、質問があります。黒たかば、と言う魚に関して、教えて下さい。
大きな魚とは、聞いた事はありますが、どんな種類なのか、よろしくお願いします。

「くろたかば」というのはハタ科の
マハタモドキという魚のこと。👇🏼

う~ん、たしかに黒い・・・
鹿児島ではハタの仲間を「あら」と呼ぶ・・・というお話は以前もしましたが、どういうわけか“真のハタ”、つまりマハタのことを「たかば」と呼ぶんだそうです。👇🏼

そして、マハタモドキは「くろたかば」・・・😵
つまりは、下が本物で、上がもどき(にせもの)? なんだか、考えるのが億劫になってきましたよ・・・😴

🙇🏻:「どちらもとても大きくなるハタですね。大きいものは体重100㎏を超えますよ。身長は私よりも低くて体重が私よりも重い、うれしいパターンの魚ですね。市場で見ていると、大きいものはマハタモドキの方が多いように感じますね。」

個人的な感情は抜きにして😓、この2種は結構似てますよね。
どちらも茶色っぽいハタで、若いうちは太い横しまが入っていますが、大きくなるとそのしま模様が消えるんだそう。
ただ、「くろたかば」っていうだけあって、マハタモドキの方が色が黒っぽい(濃い)色をしている気がしますね。

でも、もっと分かりやすい「違い」があるんです。
それは胸びれや尾びれを見ればわかります。
後端(縁)が白っぽくなっているのがマハタ👇🏼、

黒っぽいままだとマハタモドキ👇🏼なんです。

マハタモドキの方が体高が高く、ずんぐりむっくり(➡よこばいのこじっくい?)しているそうですよ~。

さあ、真(本物)vsもどき(偽)、味はどっちに軍配があがるのか??
🙇🏻:「来週お話しましょう。」
宿題は、来週へとつづく。。。

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