【#15】伊佐市牛尾校区コミュニティ協議会 西 和博さん
今週もお聞き頂きまして、ありがとうございました。
「日本を元気に!あなたの街のささえびと」レポーターの鶴園直子です!
このコーナーでは、「私たちの日常を支える人」すなわち“ささえびと”。
地元や地域、街を盛り上げ、元気にしようと頑張っている“ささえびと”をご紹介します。
今週は「温かい見守り活動を通して、地域の子供たちの安心安全を支える人」ご紹介しました。
その名も「牛尾っ子見守り隊」!
今回のささえびとは、伊佐市牛尾校区コミュニティ協議会の事務担当で、牛尾っ子見守り隊隊長の西 和博さんです。
🚶「牛尾っ子見守り隊」とはどんな活動なんですか?
地域の高齢者の方が、日頃健康づくりのために行なっている「ウォーキング」をしながら、
牛尾小学校の子供たちの登校や、地域の安全を見守るという活動です!
学校のある日は毎日、子供たちと一緒に歩いて登校するんですが、
子供たちとの交流や、見守り隊の方々の健康づくりにも役立ててもらおうというものです!
🚶牛尾っ子見守り隊を結成することになったきっかけは?
平成25年に、牛尾小の子どもへの声かけ事案があったことがきっかけでした。
校区内の老人クラブの皆さんを中心に募集を行い、25名の隊員でスタートし、今年で9年目となりました。
現在は20名で活動しています!70代のメンバーが多いです。
🚶ちなみに、何人くらいの子供たちを見守っていらっしゃるんですか?
中心となる牛尾小学校は、完全複式学級の小学校なんですが、児童32人の子供たちの見守りをしています!
🚶朝どんな風にして子供たちを学校まで見届けているのでしょうか?
登下校の見守りといえば、
通学路に立って子供たちを誘導したりしながら見守る・・・というのが多いと思うんですが、
牛尾っ子見守り隊は、校区内5カ所の集合場所に子ども達が集まり、
それぞれの地区担当の見守り隊の方々と、一緒に歩いて学校まで登校します。
学校までの道のりは1~2キロ程、
昨日学校であったことや、勉強の事など、いろんな話を子ども達としながら学校まで歩きます。🏫🚶💨
校門のところでは、
子ども達が一列になって挨拶をしてから校舎へ向かっていくのが、いつもの朝の風景となっています。
🚶子供たちや、見守り隊の皆さん、また地域の皆さんたちの様子はいかがですか?
見守り隊も子ども達もですが、なかなか身内以外で子どもや高齢者と話す機会というのは
ないので、両方とも良い刺激になっているようです。
また、見守り隊の方は歩いて健康作りをといわれる方が多いので、
とても楽しんで子ども達と歩いていらっしゃいます。
子ども達を見届けてからも、歩き足りないらしく、ぐるっと遠回りして帰られる方もいらっしゃいます。
うちの校区の高齢者の方はホント元気だなあと、改めて思います。💪✨
🚶これからどんな風に地域を支えていかれたいですか?
永年のこういった活動が認められて、
昨年度は文部科学大臣表彰を頂き、活動を活発化させていきたいと思っていますが、
発足当時からのメンバーがほとんどで、残念ながら高齢化が進んでいます。
朝の時間に余裕があり、歩くのが好きな方にぜひ遠慮なく参加していただきたいと思っています。
「子どもと高齢者を元気に!」これが、私がまちづくりを行うとき、一番大事にしていることです。
これからも地域の皆さんのために頑張っていきたいと思います。
見守り隊の皆さんが、子供たちと登校をしている姿を想像するだけで、
心が温かくなります。
西さん、暑い日が続きますが、
これからも見守り隊の活動、頑張って下さい!
あったかいお話、ありがとうございました。