そもそも「ネットリテラシー」ってなに?
ネットを安心安全に使う=ネットリテラシー
女子大生アンケートの中でも出てきた「ネットリテラシーを高めたい」というお話。そもそも、ネットリテラシーってなに?
カタカナで「ネットリテラシー」と聞くと、難しく考えてしまいがちですが、次の3つがポイントです。
1.実は「著作権等の違反行為」になってしまう
無断で動画や写真、音源をアップすることで著作権違反になってしまうこともあるから、無断転載には気をつけて、削除依頼が会った時は速やかに従いましょう。
2.「フェイクニュース」に引っかからないために
フェイクニュースに引っかからないように、ネット上の情報が「正しいものかどうか」調べるクセをつける。
3.SNSにを使う時に気をつける「5S」
5S(セクシャル・宗教・差別・政治・スポーツ)など、自分とは違う考えの人がいることを理解し、誰かを傷つけた投稿になっていないかを考える。
安心安全に、そして、誰かを傷つけないための知識
このように「インターネットを正しく使う知識や能力」のことがネットリテラシーになります。
「ネットリテラシーを高める」ということは、自分自身がインターネットを安心安全に使えるということにもなります。
インターネットはとっても便利な半面、使い方を間違えると誰かを傷つけたり、自分が危険な目にあってしまうこともあるので「ネットリテラシー」を高めることはとっても大切です。
えつこさん「難しく考えず、まずは“調べるクセをつける”から、スタートしてもいいかもしれませんね。」
北海道地震の際も話題になった「デマ・フェイクニュース」
北海道地震の際はツイッターだけではなく『LINEを中心に』フェイクニュース・デマが流れました。
「NTTの方からの情報なんだけど」や「ソフトバング・ドコモ・auによると~」や、中には「自衛隊の人が言ってたんだけど」など、一見、信じてしまいそうな企業名やをつけて、もっともらしいデマが拡散されました。
ツイッターの場合は、周りの目があるので「それはデマですよ」と、調べた人から注意されることもあるのですが、LINEという比較的親しい人同士のつながりの中でデマが拡散されると、「◯◯さんが言っているから嘘じゃない」という、思い込みで、デマが拡散されてしまいます。
もちろん、送った人は騙そうと思ったわけではないのですが・・・もし、「たんぽぽリスナー」の皆さんのもとにそんな情報が流れてきたら、
「その情報が公式でも流れているのか・情報が本当なのか」という、“自分で調べる”ということをしないと、結果的に友達に嘘の情報を流してしまうことになります。
えつこさん「調べる癖をつけておくと、もし、デマだった場合も、友達に“コレはデマだったよ、大丈夫だよ”って、教えることもできますね。」
ネットリテラシーを高める、意識することで、結果的に自分自身がネットを安心安全に使うだけではなく、周りの人を安全にすることもできますね。