AEDの場所、わかりますか?AEDマップを活用しよう
今回は、このところよく耳にする「AED(自動体外式除細動器)」についてデジタルな話題を紹介したいと思います。
最近よく耳にするAED。
小学4年生の女の子の夏休みの自由研究で作成した「自宅周辺のAEDマップ」をもとに実際に救命活動が行われたニュース(詳しくはこちら)や、安倍元首相の襲撃事件を受けて注目されています。
ただ、さすがに自宅にAEDを設置している方は少ないんじゃないでしょうか。
では、みなさんはご近所や職場、学校、その周辺など身近な場所で、どこにAEDが置いてあるか把握していますか?
設置場所を把握しておくかどうかが、いざというとき分かれ道になりかねないですよね。
上に紹介したニュースでも、表彰された小学4年生の女の子がこんなことを言っています。
林陽月さん
「AEDで人が助かるためには、自分がまず場所を知って、自分が一人でも助けられるようにならないと、みんなが人を助けるようにならないかなと思って作りました」TBS NEWSDIG [命を救ったのは『自由研究の“AEDマップ”』と家族の連携プレー 親子に感謝状 東京消防庁] https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/85353?display=1
そこで今回は、AEDに関するデジタルあれこれをご紹介します!
1. 「AEDマップ」で設置場所を確認!
そこで、まず紹介したいのがスマホのアプリ「日本全国AEDマップ」です。
このアプリは、位置情報をもとに近隣の「AED」の設置場所を表示するものです。
また、このアプリには緊急モードという機能があり、ボタンを押すだけで一番近いAEDの場所を表示したり、119番に必要な現在地・住所をリアルタイムで表示してくれます。
ブラウザから見る場合はこちら↓
https://aedm.jp/
アプリダウンロードはこちらから↓
iOSアプリ Androidアプリ
2. AEDの使い方は県の体験学習&動画で予習!
アプリを使って「設置場所」を把握したら、次は「使い方」ですよね。
実際にAEDを使うとなったらみなさんどうでしょう?
私も防災士の試験を受ける中で実習があったので、AEDと心臓マッサージの体験をしたのですが、それまでは、AEDが音声で指示してくれる、それに従って使用するという事も知らなかったので、実習を受けてよかったです。
AEDも心臓マッサージも、練習をしていないといざという時に戸惑ってしまいますよね。
そこで、鹿児島県のHPをみてもらうと、AEDの体験学習の案内が掲載されています。
(http://www.pref.kagoshima.jp/aj01/bosai/sonae/sonae/aedtraining.html)
また、YouTubeでは日本赤十字社が使い方の動画をアップしています。
※乳児や幼児が対象の、AEDを利用した心肺蘇生法の動画もあります。気になる方はYoutubeで「日本赤十字社 AED」で検索してください。
これから夏休みに入り、水辺の事故やいつもと違う行動で事故につながる場面がふえます。
もしかしたら、自分がAEDを使う場面が出てくるかもしれません。
一度、動画やマップを見て「いざという時に動ける」準備をしておくのもいいかもしれません。