ととナビvol.235 アカカサゴとシロカサゴ
今年最後のととナビです。
「今年もいよいよあと4日。私が子どものころいちばん好きだった日は大晦日でした。「お年玉がもらえるお正月」よりも、「もうすぐその日がやって来る」と思いながら過ごすのが好きだったんです・・・。」
14番目の月・・・みたいですね。
「大掃除。焚火、そこにアルミホイルで包んだお芋を放り込んで…。「明日はお正月だ」と思いながら過ごすあの時間、幸せだった。「今年のレコード大賞、誰だろう? ジュリーかピンクレディーだね。」って。。。
今週も昭和ですね・・・(でも、わかるわかる)
「私が研究しているクルマエビの仲間のエビに、アカエビ属のシロエビというエビがいるんです。「シロエビ」はアカエビの仲間、つまり紅組。紅白でも男女が交じったグループの出演者(いきものがかりとかチェリッシュ)もどういうわけか白組ではなくて紅組なんですねぇ。。。」
うーん、、、なんだか分からなくなってきたぞ。。。
「そういえば、アカカサゴ(深い海にいるフサカサゴの仲間)という魚がいます。したの写真のアカカサゴは、たかえび漁で獲れたアンコウの胃の中に入っていたものです。」
でた!おなかの中のさかな(横取り、ぶん取り)は先生の得意技!!
「一方、シロカサゴという魚もいるんです。(下の写真)」
白いのかと思いきや赤。見た目はアカカサゴとほぼ同じ。どこで見分けるんでしょう??
「ここです!!」
うへぇ~ 虫眼鏡かハズキルーペが必要です!
両方とも20~25㎝くらいの小型の魚で、煮付けや塩焼き、バター焼きなどがおすすめ。
これはアカカサゴの塩焼き↓
そしてこれは、シロカサゴの煮付け↓
「どちらもしっかりとした身で、風味があっておいしかった~。煮付けは肝もおいしかったです。」
今年最後のととナビは、赤白歌合戦に因み(?)、赤白おさかな話でした。
お年玉をもらう人もあげる人も、どうぞ良いお年を~!