ととナビvol.208 マアジ その3
今日は、いよいよ(やっと) マアジ を食べます!(?)
まずは何といっても刺身・・・。
ですが、その前に、皆さんはマアジの刺身を自分で作ることができますか?
🙇🏻:「私は、マアジくらいの小さな魚だったら鹿児島県民の全員が料理できるようになってほしいと思っていますよ😤。
私も料理は下手ですが、ととナビの教科書「九州発 食べる地魚図鑑」の16ページに、ずばりマアジの3枚おろしのやり方が出ていますので、これでマスターしてほしいと思います。
今日は特別に、コツをお教えしたいと思います。マアジを洗って、うろこと内臓を取り除きます。めんどくさければ内臓は付いたままでもなんとかなります。
①まずは胸びれの後方に背中側からお腹側にむけて中骨にあたるまで切れ目を入れます。
②③次に、背中側の頭の方からしっぽの方に向けて浅く切れ目を入れ、お腹側も同じように切れ目を入れます(これで片身の輪郭を切り取ったことになりますね)。
④次に、頭の方から手で皮をむいてしまいます。身を外した後に皮を引くのが難しいことがありますけど、これなら簡単です。
⑤⑥最後に、中骨に沿って身と中骨を切り離します。もう片側も同じことをすれば3枚おろしの完成です。
この、身と中骨を切り離すところ(⑤⑥)は、上手な人ほど骨に身が残らないそう。
これが難しいから魚をおろせない・・・という人が多いかもしれませんが、下手でもいーんです!(食べるのは自分ですから)
なんならその骨をから揚げにして食べればいーんです!!(自分で作ったうれしさの方が勝るはずです)
🙇🏻:「パックで売られている安いマアジを買ってきて練習すればいいですね。3匹目くらいから、包丁が中骨にあたる感覚がわかってきますよ。そうすれば、骨に沿って包丁を入れていけばきれいに身が取れます。上手になった時の達成感を味わってほしいんですよ! そうすれば、またやろうっていう気になりますから。これが大事なんですね。」
3枚におろしたら、おなかのところの骨を削ぎ取って、身の中央にならぶ骨を抜き取るか、あるいは骨の列ところを細長く切り落として身を背中側とお腹側に分ければいいですね。
あとは好きな形に身を切れば出来上がり。頭付きの骨を添えて盛り付ければ姿造りになりますよ。
今週末は、Let’s Challenge!
🙇🏻:「今日は食べるお話と思っていましたけど、調理のしかたで終わってしまいましたね。
大富潤の「今日の三枚おろし」、
この続き、また来週のまな板の上で!
ト、トン、トン・・・🔪