災害時のフェイクニュースやデマに気をつけて!#2
今週のデジナビは…
先週は「能登半島地震のデマやフェイクニュース」についてお話しました。
実は、「偽の情報」以外にも、まだまだ私たちが注意しないといけないことがあります。
震災直後から寄付や義援金、支援を謳う「詐欺」も増えています。SNS上でも注意が必要です。
具体的な注意点
前回紹介した「偽の救助要請」の投稿に、
「皆さんのお陰で助かりました。今後のための資金を寄付していただけると幸いです。振込先はPayPayの…」や、困っていることがあればDMください!という投稿に対して、「被災地に居て、着の身着のまま逃げてきました。子供も居ます。助けてください。振込はPayPayで…」
というような形で、PayPayでの振込へ誘導するものが多いです。
デマやフェイクと同じ様に詐欺を見分ける方法
PayPayのホームページでも注意喚起がされているので紹介します。
1.有名なボランティア団体を名乗り、電話やFAX等を用い、当該団体の募金口座と異なる口座に義援金を振り込ませようとする。
2.公的機関と紛らわしい名称をかたって電話をかけ、「災害支援」を謳い文句に義援金を募集し振り込ませようとする。
3.SNSにおいて、存在しない住所を示しつつ救助要請を行い、救助がなされたとの報告とともに、今後の資金のための寄付と称して電子マネーの送付を求める。
有名な団体であれば、テレビや新聞、また、公式サイトで振込口座が掲載されています。SNS上ではなく、しっかりと公式を確認しましょう。
また、「個人」の口座へ振り込ませようとしているものは全般的に注意が必要です。
X(旧Twitter)などのSNSで「義援金・支援金・募金」を呼びかけているものは、投稿者の過去の投稿まで見ることが大切です。本当居被災地に住んでいるのかなどがわかります。
少しでも被災地のために…と、今できることの一つとして「募金」を選ぶと思います。
大切な思いとお金なので、日本赤十字社や、石川県、鹿児島県また、MBCのHPから「JNN・JRN共同災害募金」の詳細もご覧いただけます。信用できる団体に寄付しましょう。