ととナビvol.396 深海でマダイが釣れた!
今日は節分。
(大富先生と恵津子さんは、鬼の話で言い争っていますが、それは置いといて…)節分の頃に美味しい魚と言えば・・・
いろいろありますが、マダイ も旬。
大富先生:「『桜鯛』は産卵前の旬のいちばん最後です。マダイは春になると繁殖のために沿岸域に集まってきます。一般的には岸近くの浅い海にいる魚だと思われていますが、沖合の方にもいるんです。でも、深くても200mまで。つまり、深海にはいません。」
・・・がしかし、いたんです!深海に!!
トカラ列島の諏訪之瀬島の沖でハマダイ(ちびき)を狙っていた船が、水深295mのところにいたマダイを釣り上げました!!
大富先生:「全長65cm、体重4.7kgの立派なマダイですよ。このサイズなら10歳から12歳くらいだと思いますね。おでこが少し出っ張っているのと、体の色が鮮やかな赤ではないではないので、雄ですね。」
これがそのマダイのお刺身☟
普通に…というか、とてもおいしかったそうですよ。塩焼きも!!
魚の移動に関しては、水平方向(東西南北)への研究は多いものの、鉛直方向(水深の深い方へ浅い方へ)の研究はあまりないそう。
これからもいろんなことが分かって来そう、楽しみですね。