ととナビvol.368 アオダイ その2
今日は、先週のアオダイ☟の話の続きです。
アオダイはタイの仲間(つまりスズキ目タイ科)ではなくて、同じスズキ目ながらフエダイ科の、深い海にすむ魚。
大きいものは全長50cmくらい。鹿児島では「ほた」と呼ばれています。上質な白身の高級魚ですが、昔は狙って獲るというよりは「ちびき」に混じって釣られる魚(外道)で、高級魚という位置づけではなく白身魚の一つとしてよく食卓に上っていたよう。それくらい、昔は地魚が食卓に上がるのが当たり前だったんですよね。。。
深い海の魚は、味のいい時季と悪い時季のちがいはあまりありません。つまり一年中が旬。
アオダイもそうですが、水揚げは今頃のあたたかい時季に多い気がします。
大富先生:「鹿児島では残念ながら、地元の魚がたくさんならぶお店は少ないですけど、だいたいは「ほた」という名前でならんでいます。見つけたらぜひ買って食べていただきたいですね。」
おすすめの食べ方は、まずは刺身。
ああ、これはおいしかろう・・・ってわかりますよね
大型になればなるほど脂ののりがよく、弾力のある食感と脂の甘みがなんともいえない、とてもおいしい魚です。
大富先生は、「ちょっとぜいたくですが、みそ汁も好き」なんだそう。
ああ、美味しいに決まってます。。。
大富先生:「皮目の脂の甘さとみその味がとても合うんです。煮付けも、もちもちとした食感がたまらないですね。」
さて、そんなアオダイですが、アオダイは青を基調とした体に、ひれを中心にくすんだ黄色が入っています。例えるなら・・・
大富先生:「オリックスバファローズですね!」
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来週へ続く。。。