ととナビvol.375 スナホリガニ

先週は、大富先生の2年前の種子島での「出会い」にまつわるお話でした。

出会ったのは「ネコ」と「海の生き物好きな男の子」

大富先生:「私は、まだ食べていない魚の名前を聞くと、ゲゲゲの鬼太郎の髪の毛がピンと立つように、素早く反応してしまうんです。その時も、男の子がある生き物の名前を言った瞬間にピンとなったんですが、さてそれは何という生き物だったか。。。先週はそこで終わりましたね。」

でしたでした。

一週間も引っ張りましたが、やっとここで発表です。その生き物の名は・・・

スナホリガニ

カニといっても、スナホリガニはカニではなく、分類上はヤドカリの仲間。波打ち際の砂の中にいます。

 

・・・その時は後ろ髪をひかれながらも種子島を後にした大富先生でしたが、なんと先日、突然その男の子のお母さんから電話がかかってきたんですって!

それは、「男の子がスナホリガニを採った」という知らせでした!!

そして、なんとご親切なことに、

「今度鹿児島に行く用事があるからそれまで生かしておいてトッピー乗り場で渡してくれる」っておっしゃったんですって。

わざわざ潤のために。。。本当に頭が下がります。

大富先生:「・・・行きましたよ、トッピー乗り場に。男の子と、お父さんと、お姉さんが持ってきてくれましたよ。わざわざ海水と砂の入った瓶の中に入れて。男の子の名前は安藤大樹君です。大樹君、ありがとう!」

そしてこちらがその「スナホリガニ」

日本には3種類のスナホリガニがいますが、これは標準和名スナホリガニ。100円玉から500円玉くらいの大きさです。

大富先生:「とてもかわいいのでずっと見ていたかったんですが、私の使命は食べること。奄美や沖縄では食用にされることがあるんです。そこで私も涙をのんで素揚げにしました。1匹だけでしたけど、貴重な1匹をよく噛みしめていただきました。」

おお!😢

大富先生:「小さいので身の部分の味よりも殻の香ばしさを楽しむ感じ。ビールに良く合うおつまみといった感じでした。本当にありがたい体験。「いただきます」の意味がよくわかる1匹でした。」

大樹君、ご家族の皆さん、本当にありがとうございました!!

 

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