ととナビvol.256 谷山の定置網取材 その④
5月は谷山の定置網取材の模様をお送りしています。
定置網を引き揚げて魚をとったあと、岸に戻って、船長で谷山漁協の組合長の横山幸二さんにお話伺いました。
今回、定置網に向けて出港したのは、南栄6丁目の交差点近く(大きなテトラポットが道路脇に並んでいるのが目印)の船着場。
ここでは月に一回(第4日曜日 5月は5/26 14:00~)お魚にまつわるイベントも行われています。
それは「谷山朝獲れ活魚市」。
横山さん:「朝獲った魚を、14時からみなさんに販売する、生きた魚をその日のうちに食べていただきたい・・・というイベントです」
ほかにも、お魚のことをもっともっと知ってもらいたい・・・ということで、大人気のイベントがあるそうですね。
横山さん:「親子で漁業体験をしていただくイベントです。定置網を見て、魚釣りに行って、そのあと定置網に入った魚をお刺身にしてその場で食べていただくというものです」
年に2回行われるというこのイベント、5月は定員の5倍以上の応募があり、もう締め切ったそうですが、また10月にも行われるそう。広報誌(「市民のひろば」など)でお知らせしていますのでチェックしてみてくださいね。
次回は、10月の第3日曜日(10/20)の予定だそうです。この頃だと、アジにチコダイ、サバなどが獲れるそうですよ~、楽しみですね。
それにしても、漁師の皆さんのこういった活動、とても大切な取り組みですよね?
横山さん:「こういうことをするのも、鹿児島県の魚の消費量が、全国で下から2番目(!!)だから。それをどうにかできないか・・・と」
なんでこんな素晴らしい海が目の前にあるのに食べないのでしょうか?
大富先生:「一般の人は知らない(見たことがない)魚は食べないんですね。だから、これがカワハギか・・・という風に分かれば、スーパーなどで見たときに、「あっ、あの魚だ!」ということになる(食べるようになる)」
横山さん:「お店に行っても、県外の魚ばかり並んでいるのは非常に残念です」
なんたってすぐそばで獲れる新鮮なお魚がたくさんあるんですから、みなさん、ぜひ地元のお魚を食べましょう!
そして、色んな機会を見つけて、お魚に直接触れて、知っているお魚を増やしてください!!
ととナビの今までのブログも、とっても参考になりますよ~(すでに200を超えるお魚を紹介していますので🤗)