ととナビvol.389 ニジマス

釣り堀では定番の魚、ニジマス

実はこのニジマスも、外来種です。養殖のニジマスは、スーパーでも売られていて、大きさは20~30cmくらい。焼いて食べることが多いです。

そして、世界中で大人気の「サーモン」。

その中の「トラウトサーモン」はニジマスなんですって(トラウトとはマスのこと)。ノルウェーやチリで養殖された巨大なニジマスが日本にやってくるんですね。

でもそんな「ニジマス」ですが、天然のものもいるんです。北海道では自然繁殖しているそう。多くは川に生息していますが、サケと同じように海に降りるもの、つまり「降海型」もいるんです。学名はOncorhynchus mykiss(オンコリンカス・マイキス)。・・・MYKISSって!

そんな「天然のニジマス」を、大富先生はこの度食べることができたそう。

北海道のサケを狙った定置網に、最近はサケよりも、ブリが入るというニュース、最近よく耳にしますが、その定置網で獲られた天然のニジマスです(全長66cm、重さは約3㎏)。

大富先生:「海に降りるニジマスはスチールヘッドと呼ばれます。サケの仲間なので、刺身で食べる際には安全のために一度冷凍にしてルイベにします。養殖のサーモンに比べると赤身が少し弱いですが、これが本来の色。そして味は、いやらしくない自然の脂がよくのっていて、とろけるような甘さで、とてもおいしかったですよ。」

ほんと、脂の入り方がお上品な感じですね~。そして、バター焼きもおいしかったそうですよ!

関連記事一覧