放送日:2019.1.28
(夫と妻の会話から)
夫:お母さん、ちょっと大事な話がある・・・
妻:なによ、急に改まって・・・
夫:もうね、借金がどうにもこうにも返せなくなって・・・
妻:返せなくなって?
夫:自己破産するしかないって思ってる
妻:ええーっ!嘘でしょ?
夫:こんなこと冗談じゃ言わないよ
妻:じゃあこのマイホームともサヨナラなの?
夫:ごめんねぇ・・・
妻:自己破産すると、なんか不幸なことがいっぱい降りかかってきそうだよね
夫:不幸なことって?
妻:将来の年金がもらえなくなって、選挙権もなくなって、普通に暮らせなくなるんじゃ・・・
夫:やっぱり、そうなるのかな?
妻:はぁ・・・お先真っ暗だわ
【平松弁護士の解説】
まず、「自己破産」というは、多重債務に陥った人を救うために、国がつくった救済法ということを覚えておいてください。自己破産というと悪いイメージがあるかもしれませんが、自己破産をすると借金は帳消しになりますので、今後は返済する必要がなくなります。
しかも多重債務者を救済することを目的としていますので、マイホームなどの一定の財産を手放すこと以外は、将来年金がもらえなくなったり、選挙権を剥奪されたりすることもありません。一生みじめな生活が続くわけではないのでご安心ください。
現在借金問題でお困りの方は、一人で悩まずに、まずは弁護士にお気軽にご相談ください。