先月は島津斉彬に関連して「さつまスチューデント」について話していただきました。
島津斉彬は薩摩藩第11代藩主ですが、藩主としての7年の間、日本が西欧列強の植民地とならないように、西洋の知識と技術を習得し日本を強くする必要があると考えていました。
海外から日本へ来るには、大陸南部から琉球、今の沖縄県から奄美を経て南九州に至る島伝いの航路が主要な経路の一つでした。
斉彬あればこそ、今の日本があると言っても過言ではないくらいの偉人です。
彬の藩主としての治世は1851年から1858年までの7年間ですが、この間に進められた開国準備は、産業の育成と国防の充実でした。海外との貿易取引を視野に入れていました。
また紡績技術、鉱山開発、大砲の鋳造を目的とした製鉄事業、また日本初の洋式軍艦や蒸気船を作る造船事業、砲台の整備や砲術訓練の改革も進めました。
仙厳園駅前にある島津別邸の近くに行けば見る事ができます。
斉彬は、明治維新を見ることなく1858年に亡くなりますが、斉彬が示した開国への展望は、西郷隆盛や大久保利通等に継承され、やがて日本近代化の指針となっていきました。
島津斉彬を紹介しました。
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