今週は「蚊」のお話です。
夏は蚊に悩まされます。ほんと嫌ですよね。
特にキャンプに行ったり、自然が多い場所に行くと刺されることが多いですよね。
蚊にさされると、どうしてあんなにかゆいのでしょうか?
蚊のメスは卵を産むのに「タンパク質」という栄養が必要なのですが、その栄養を摂るために生き物の血を吸うのです。
蚊が血を吸う時は、ストローのような口の針を皮膚に差します。
この針は私たちの髪の毛よりも細く、人の目には1本に見えますが、実は6本の針が莢で包まれています。
外側の2本はトゲトゲが付いていて、皮膚を切る役目があります。
実は、このトゲトゲが有るから、痛くないように針を刺すことができることを応用した、痛くない注射針が開発されているそうです。
私たち人間のために役立っているんですね!!これにはビックリ。
真ん中の一番背の高い針で血を吸いますが、そのすぐ傍にある針から、血が固まらないように「唾液」を入れます。
蚊に刺された時、かゆかったり腫れたりしますが、それはこの「唾液」の仕業なんです。
そんな蚊のお話をしましたが、刺されないようにするのが一番いいですよね。
ではどうすればいいでしょうか?
蚊は、汗の臭いや体温に誘われて獲物を見つけます。汗をかきやすい人は要注意です。蚊が出そうな場所では、汗をかいたらすぐ拭いた方がいいですね。
蚊は、体温の高い人を好みますのでお酒を飲んだ時とか、また妊婦さんや赤ちゃんは気をつけてください。
蚊が持っているウイルスが原因で病気にかかることもあります。
普段、家にいて注意すべきは、植木鉢の「水受け皿」、バケツやジョウロなどに少し残った水。外に出したごみ袋に付いた雨粒など。
盃1杯の水があれば、10日ほどで200匹前後の蚊が生まれるそうです。
蚊は黒や濃い色を好むそうですから、日中は白い色のそれも長袖の服を着た方が良いみたいです。
皆さんも気を付けましょうね。
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