今年の高校入試はいろいろと話題になりました。
中学生は2021年度から学習指導要領、教科書の改訂が行われたので、
入試問題がどうなるかが問題になっていました。
昴ではそれに対応した指導を行いました。
では、実際の試験問題はどのように変わったのでしょうか?
大きく変わったのは、新指導要領に沿った問題を多く取り入れたのは福岡県。
来年の公立高校の入試では、この傾向は熊本県、鹿児島県、宮崎県でも多くなると言われています。
教科別だと、県ごとにいろいろ違いがありました。
とくに驚いたのは、鹿児島県の英語。
リスニング問題で、鹿児島県は7問中4問は1回しか読まれなかったということ。
これは厳しいですね。
しっかりとしたリスニング能力が求められます。
福岡県では、このリスニングが60点満点中、配点が20点。
これも世の中の流れなのでしょうね。
数学では、私が学生の時にはなかったような言葉もあり、少し焦りました。
社会では、SDGsなどの問題も。
国語は大きな変化はなく、知識、表現力を問う問題がバランスよく出題されています。
記述問題の配点が大きいので、文章をまとめる力が必要です。
今週は今年の高校入試問題について話しました。
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