毎年たくさんの鶴が越冬のためにやってきますが、その距離は約2000キロ。
昨年は14286羽を記録し、22季連続の万羽超えとなっています。
今年も10月18日にはマナズル一羽が初飛来し、話題になりました。
鹿児島に飛来する鶴は、ナベヅル、マナヅルが主ですが、今年は15年ぶりにアネハヅルも飛んできました。
生息するナベヅルのほとんどが出水に飛来することもわかっています。
1962年に「ツル保存会」が発足して、本格的は保護活動が始まる直前は数百羽ほどだったとか。
それが今では万羽ヅルに。
それだけ地元の皆さんが大切に保護してきた結果なんですね。
では、保護が開始される前は、どうして鶴の数が少なかったのでしょうか。
これには理由があります。
「三鳥二魚」という言葉があります。
初めて聞いたのですが、江戸時代には「五大珍味」と言われていたそうです。
そのひとつに「ツル」が含まれていたんだとか。
これにはビックリしました。
でも今は天然記念物として保護されるようになり、今に至ります。
みなさんもこの冬は出水平野に行ってたくさんの鶴に会ってみませんか?
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