鉛筆の握り方についての質問が寄せられました
今では小学校入学の時に、鉛筆を正しく握れるようにする道具も全員購入するようになっているんだそうです
これにはビックリですが、それだけ、正しく握れない子ども達が多いということですよね。
みちこ先生が言うには、鉛筆の握り方と成績とは相関関係があるように思うとか。
子どもの教育に熱心な家庭では、基礎学力を親御さんが見ていて成績も良く、躾も行き届いていて、鉛筆も正しく握れる子どもが多いようです。
では、小さい頃にどんな違いがあったのでしょうか⁉
多くの子ども達は鉛筆を5本の指で握っています。これは小さい頃に3本指を使う訓練をしてこなかったということ。
ちょっとぴんときませんが、例えば箱ティッシュから、ティッシュを一枚取る時、自然と3本の指で取っています
ペンも同じです。
赤ちゃんの頃は(スプーンの持ち方のように)5本指でしか物を掴むことはできませんが、親指と人差し指と中指の3本指を使えるようになると、下から支えるように持つことができるようになります。
3本指を使い始める時期に、例えばティッシュをどんどん取っては散らかすし、もったいないしで、禁止しているのではないでしょうか?他にも石ころ拾いや箪笥の引き出しを全部手前に引き出したり。
親から見ればいたずらに見えることが、実はとても重要なことだったんです
それに、子供の頃よくしていた折り紙、これも3本指の練習をしていたんです。
では、鉛筆を正しく握るには3本指の練習が大事です。
これには、輪ゴムが1本あれば大丈夫
人差し指の下の方に鉛筆を輪ゴムでくくりつけます。落ちない程度でいいです。そうすると、親指が自然と鉛筆に寄ってきました!そして、中指がきちんと鉛筆の下にきて、3本指で握っています。
鉛筆が正しく持てるようになれば、お箸も上手に持てるようになります。お箸がキレイに持てることは礼儀作法の基本ですね。
練習してみてください
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