昴・新上橋校がアカデミー城西と合併して、「昴・城西校」として6月中旬移転オープンします。
この新上橋校はみちこ先生にとって、とても思い入れの強い教室なんだそうです。
「昴」は、以前は「鶴丸予備校」と言って、「ツユヨビ」と呼ばれ、みんなの中に浸透していました。
予備校、つまり始めは高校進学浪人のための予備校だったんです。
今の時代からすると、高校に行くための浪人って信じられないですよね。
昔は子供たちの人数も多くて、運動会も2日に渡って行われていたこともあったそうです。
「鶴丸予備校」を建てたとき、みちこ先生のご主人で創業者の西村佳夫さんは、まだ学生で、
恩師が顧問になってくださったそうです。
ここに今の昴の根っこの一つがあります。
「人は良き師に出会えば、必ず成長する」
実は創業者の西村佳夫さんは、青森県の出身で、両親とも小学校の先生。
山の中の小さな学校で小学校時代を過ごします。
まあ、それが自然児のように過ごし、野人に近かったようです(笑)
高校生になると、八戸市内に住んでいましたが、アワビ獲りプロ級、伝書鳩を飼ったり、勉強以外のことならトコトンやったそうです。
それを見て、注意しなかった両親もすごいですね。
その後がとても気になりますが、高校を卒業してしばらく経って、ふと我に返り一念発起。
大学の水産学部へ行き、八戸の水産業のお役に立ちたいと勉強して、鹿児島にやってきました。
そこでみちこ先生にも会い、大学時代に素晴らしい恩師に出会い、それが今の昴の礎の一つとなっているんですね。
「人は良き師に出会えば、必ず成長する」
そしてもう一つ。
みちこ先生が新上橋校で授業をしていた頃のこと。
ある兄弟が入学してきました。
その兄弟がとっても頭がよく、何を教えればいいのか考えたみちこ先生、
それが、今の昴の考え方の根底にあるんだそうです。
「社会に出てから自律して自立し、正しく生き、真に世の中の役に立つ人間になるために、
感性豊な人間、自分で考えて行動する人間の育成を目指す」
これは、昴の案内書に書いてあることなんです。
そこで始めたのが「自分から進んで挨拶をしよう」「返事をしよう」「いけないことをしたら素直に謝ろう」などなど。
当たり前のことですが、この当たり前が大事なんですね。
そういう今の昴の基本が創り上げられたのが、今度、新築移転オープンする「昴 城西校」です。
場所は鶴丸高校の近くです。
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