もうすぐ二十四節季のひとつ「啓蟄」
今週はそんな季節の話題です。
「啓」は「ひらく」と訓読みします。何を開くのか・・・
その手ががりとなるのが「蟄」という漢字。
これには「虫」という字が使われています。
虫たちは冬の間は、寒さをしのぐためにそれぞれが工夫して「冬ごもり」をしています。
その虫たちが、土の中から出てきて「春だよー」と教えてくれる季節になったということです。
もうそんな時期なんですね。
さて、この二十四節季をさらに細かく分けて季節を表したのが「七十二候」。
昔の人は1年365日を、およそ5日毎に季節の移り変わりを表していたんですね。
それは、昔は田畑が中心で、田植えの時期はいつがいいとか、雨や風はどうだろう?というのが重要だったんです。
もともとは中国の黄河流域の季節に合わせものだったので、日本に合わせて作ったようです。
季節の言葉って、それだけでも伝わってきますね。
今週の放送はこちらから!