栄養プラスワン!簡単健康レシピ

カツオと野菜のまぜずし(甑のすす)

甑島のお母さんたちが「作っておけば忙しい時に役立つのよ」と教えてくれた「甑のすす」を野菜多めにしてアレンジしました。
“すす”とは、寿司がなまった表現ようなのですが、お酢は使いません。
甑島では脂がのったソウダカツオやスマガツオを茹でて、身をほぐして使います。
今回は、缶詰で代用しますが、旬を迎えるこれからの時期、ぜひ、生カツオやサバなどでも試していただきたいです!

材料 2合分

材料
分量
ツナ缶(カツオ)
1缶(70g)
ごぼう・にんじん
各30g
干し椎茸
1~2個
さつま揚げ
1枚
うす揚げ
1枚
油(ツナ缶の油で代用可)
小さじ1
薄口しょうゆ
大さじ2
2合

作り方

1

ツナは油をきっておく。

2

ごぼうはささがきに、にんじんはみじん切りに切る。干し椎茸は水で戻し、みじん切りする。
★ごぼう(淡色野菜)やにんじん(緑黄色野菜)椎茸(きのこ)は、ビタミン・ミネラル・食物繊維などがバランスよくとれる。

3

さつま揚げとうす揚げは野菜と同じ大きさ程度にみじん切りする。
★さつま揚げうす揚げとツナでたんぱく質がとれる。

4

鍋に油を入れて、ごぼう、にんじんを入れて炒める。
火が通ったら残りの食材をすべて入れて、全体を混ぜ合わせる。

5

鍋に薄口しょうゆを加え、蓋をして5分程度、味が染みるまで煮る。
★薄口しょうゆだけで味付けするのが甑島流。保存性を高めるために水は入れずに味をつける。

6

炊いたご飯に、汁気を切った具を入れて混ぜ合わせる。

ポイント

  • 具を多めに作って冷凍保存しておくのもおすすめ。
  • 忙しい朝にもごはんに混ぜるだけでひと品のバランスがよくなる。味付きごはんで朝から食も進む。