「顕著な大雨に関する情報」の発表基準

「顕著な大雨に関する情報」の発表基準について確認しましょう。
6月17日に気象庁が開始した「線状降水帯」による大雨をお知らせする情報で、開始してから20日ほどですでに4回発表されました。
7月8日までに発表されたのは、6月29日 沖縄本島地方、7月1日 伊豆諸島、7月7日 島根県と鳥取県です。

発表基準は、

① 解析雨量で3時間の積算雨量が100ミリ以上の面積が500平方キロメートル以上。(500平方キロメートルというと、屋久島の面積と同じくらいです。)

② ①の形が線状

③ ①の前3時間積算雨量の最大値が150ミリ以上

④ いずれも実況で①の「土砂災害の危険度分布」で「土砂災害警戒情報」の基準を超える、かつ「大雨特別警報」の「土壌雨量指数」の基準値の8割以上、または、「洪水の危険度分布」で警報基準を大きく超える

これら①~④のすべての条件を満たした場合に発表されます。もし発表されたら危険な場所からは避難をしてください。

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