2月になり、バレンタインデーも近づいてきていることから チョコレートやスイーツの話題を耳にする機会が増えてきていますよね。きょうの山口プロモーションでは「世界の個性的なお菓子」をご紹介します。
SNSで大人気になり一時品薄となった「地球グミ」(ドイツ)
昨年の山口プロモーションでもご紹介しましたが、みなさん(たくおさん)、覚えていますか?ドイツ生まれの地球の形をしたグミで、正式名称は「Trolli Planet Gummi」。地球の海の色をあらわした鮮やかな青色のマシュマロのような柔らかいグミの中に酸味のあるベリー系のソースが入っています。ドイツのお菓子ですが、韓国のASMR(聞いていて気持ちのいい音などを紹介する動画) YouTuberの動画で紹介されその後日本でも話題になりました。鮮やかでかわいらしい見た目から中高生を中心に人気となりました。
カンガルー・クロコダイル・エミュージャーキー(オーストラリア)
干した肉のお菓子=ジャーキー。日本ではビーフジャーキー(牛肉)のイメージがありましたが、オーストラリアではカンガルーやクロコダイル、エミュー(1.6-2mほどの大きな飛べない鳥)の肉のジャーキーが空港などに売っているそうです。カンガルーとエミューはビーフジャーキーのような赤黒い色、クロコダイルは白いジャーキーです。カンガルーは筋肉質の硬さと独特の香りが、クロコダイルは淡白な、エミューは野性味あふれた味がするそうです。お土産品としては人気だそうですが、何度も食べたい味ではないそうです・・・。
“世界一まずい”と有名な「サルミアッキ」(北欧・オランダ・北ドイツなど)
北欧やオランダ、北ドイツなどの定番のお菓子で、お土産にもよく選ばれている「サルミアッキ」。光沢があり黒々とした見た目の一口サイズのお菓子(キャンディーやグミのよう)、SNSでは「世界一まずいお菓子」として有名です。リコリス=スペインカンゾウの根と塩化アンモニウムを使用したお菓子です。スペインカンゾウとは、甘草(かんぞう)一種で、ヨーロッパや北欧で、健康に良いハーブとして古くから親しまれているそうです。葛根湯などにも入っていますよね。そんなハーブ独特の臭いにアンモニア臭と塩味、そして微かな苦みから、日本人の口には合いにくいとして有名になりました。
“世界一まずい”と有名な「シュネッケン」(ドイツ)
さきほどの「サルミアッキ」と世界一まずい対決をしているのがドイツのお菓子「シュネッケン」。ドイツ語で「カタツムリ・渦状」という意味のお菓子です。ちなみにデニッシュパンのことも「シュネッケン」という地域もあるそうです。使用されているのは「サルミアッキ」と同じリコリスで、やはり独特の味がするそうです。ただ、「サルミアッキ」「シュネッケン」どちらもヨーロッパでは子供の頃から日常的に食べられるお菓子のひとつです。この味が好きという方も多くいらっしゃいますし原材料のスペインカンゾウはのどに良いといわれ、子どもの身体を考えて作られたお菓子ともいわれています。
きょうご紹介したお菓子は、プレゼントして喜ばれるかはわかりませんが、食べて盛り上がれること間違いなしです。