実に様々な民俗芸能が豊富な鹿児島県の中でも
我が姶良市の太鼓踊りは、島津義弘公の頃から400年もの歴史を誇る
伝統ある芸能です。
蒲生と加治木の太鼓踊りは、長年町民に愛され親しまれ受け継がれてきた
歴史深いもので、加治木の太鼓踊り保存会の会長である中森春志さん(71歳)は
小学2年生の頃から現在まで、なんと62~3年もの長きに渡り踊り続けてこられたそうです!
加治木の太鼓踊りは、西別府・小山田・反土・木田の4地区で、リズム・メロディ・衣装・化粧とそれぞれ微妙に
趣を異にする踊りが受け継がれているそうです。
中でも、中森さんが所属なさっている西別府の太鼓踊りには、踊り連を先導する
木曽踊りなるものもあるそうで、白狐と赤狐に扮したユーモラスな踊りが県内でも
珍しい、唯一の踊りなんだそうです。
この時期になると、いてもたってもいられなくなるほど、地元のみなさんにとっては
長年身体と心に染み付いた太鼓踊り。
中森さんはこの伝統ある踊りをこれからもずっと大切に守っていきたいと
力強く語っておられました!
今年の太鼓踊りは加治木が8月16日、蒲生が8月21日だそうです!
みなさんも故郷の誇りの踊りに今年もぜひ触れてみてくださいね!