屋久島の南東部に位置する平野地区に、5月ラップサンドの店をオープンした深尾結生さんです。
ラップサンドは様々なおかずを、薄く延ばした皮で細長く巻いた料理で、日本の太巻きとかおむすびとか、そんな感じで片手で食べられる気軽なファーストフードです。
お店の名前は地名を取って、「HIRANO WRAPS (ヒラノ ラップス)」といいます。
お店では屋久島で水揚げされた白身魚のシイラのフリットやひよこ豆をすりつぶして揚げたファラフェル、照り焼きチキンなどたっぷりの野菜と一緒に巻いて提供しています。
テイクアウト専門です。地元で親しまれている長井商店の旧店舗を深尾さん自身がリノベーションしてお店を作りました。
お店の一角には自然食品店も併設されていて、「HIRANO WRAPS」で使っている調味料やオーガニックの食材なども購入することができます。
深尾さんはロンドンで2年間働いて、都会に暮らしの反動で、自然豊かなところに行きたいということで屋久島にきました。友人が屋久島に住んでいたので、ちょっとしたロングステイ のつもりで来たそうです。そして滞在しているうちに、人間関係もできて、すっかり屋久島の魅力に惹かれてしまいました。
素敵な出会いもありました。自然食をこよなく愛する妻の恵さんと、この物件でした。深尾さんは10代の頃から、カフェや居酒屋ラーメン屋など様々なお店でアルバイトを経験してきました。その中でいつか食に関わる商売を自分でやってみたいと思っていたそうです。それがこの二つの出会いで一気に現実になりました。
そんな深尾さんがつくるラップサンド。こだわりがあります。できる限り地元産の食材や無添加の調味料を使い、テイクアウトの容器も、環境への負荷を少なくするようしています。
このほか、スパイシーなターメリックライス使ったタコライスや、ロンドン仕込みのフィッシュアンドチップスもあります。
お店のインスタグラムで美味しそうな写真をたくさん見られます。
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