天使の梯子
「雲の上はいつも晴れ」ということわざ。
いまの状況が良くなかったとしても、それを乗り越えた先には明るい未来が待っている、と
いう意味があります。
このことわざにもあるように、地上ではどんなに雨が降っていても、雲を抜けた先には綺麗
な⻘空が広がっているから不思議です。
なんとなく、曇り空よりも⻘空の方が気持ちも晴れるような気がしますが、そんな曇り空で
も、雲と雲の間から光が差す瞬間に出合えたときには、わ〜!と嬉しくなります。
調べてみると、この光景は「天使の梯子(はしご)」と呼ばれ、いくつかの条件が揃わなけれ
ば見られないため、見ることができたらラッキーだといわれており…
一筋の光が差す瞬間は、本当に天使が降りてくる道のようにも見えます。
同じく海外でも「エンジェル(天使)ラダー(梯子)」と呼ばれ、幸運のしるしといわれて
います。
指宿の見晴らしの良い温泉宿に宿泊した際、曇り空で残念に感じていたらこの幻想的な光
景に出合い、他のお客さんが話しているのを聞いて知ったエピソードです。