レブナイズ PO準々決勝ホーム開催権獲得

今季ホーム戦最終節を迎えたB3リーグ3位の鹿児島レブナイズ。4月1日と2日、14位山口ペイトリオッツと西原商会アリーナで対戦しました。

【GAME1・4月1日】

序盤からシュートが冴え渡るレブナイズは、ファクエイドの3本の3Pシュートなどで大きくリードします。18点リードして迎えた後半、相手の激しいディフェンスから追い上げを許し、一時3点差に。しかし終盤、レブナイズも守備からの速攻などで突き放し、83-67で勝ちました。

【GAME1】1Qから3本の3Pを決めチームに勢いをつけた#17ファクエイド

☆鹿児島 29 20 11 23 | 83

★山口  15 16 24 12 | 67

#23 ゲインズJr:26得点・11リバウンド

#17 ファクエイド:22得点

#1 中島:9得点・3アシスト

#11 森田:5得点・5アシスト

#32 武藤:5得点・5アシスト


【GAME2・4月2日】

GAME1での接触プレーによるコンディション不良でガード森田が出られない中、代わって今季初スタメンとなった長尾が1Qだけで3本の3ポイントシュートを決める活躍。10点リードで迎えた後半も、選手全員が運動量を減らすことなくプレーを続けてじわじわと差を広げ、2500人のブースターも声で後押し。96-81で勝ったレブナイズは4位以内を確定させ、プレーオフ準々決勝のホーム開催権を獲得しました。

【GAME2】今季初スタメンで3P4本含む16得点と森田不在の危機を救った#50長尾

☆鹿児島 24 26 22 24 | 96

★山口  24 16 24 17 | 81

#17 ファクエイド:26得点

#23 ゲインズJr:25得点・12リバウンド・7アシスト

#50 長尾:16得点

#1 中島:12得点

試合後には今季限りで引退する永山雄太選手のセレモニーが行われ、ともにレブナイズで活躍した選手が集結。初の永久欠番41の松崎圭介さんや山口ペイトリオッツの鮫島和人選手からもメッセージが送られ、ポジティブを身上とする永山選手らしく、終始笑いの絶えないセレモニーとなりました。

レブナイズ「92年組」が集まった永山選手引退セレモニー(左からレブナイズ永久欠番41の松崎さん・山口ペイトリオッツ鮫島選手・永山選手・藤田選手・スクールコーチ安慶さん)

◆クルニッチHC『選手たちはよく集中してプレーしていたし、ゲームに勝つための準備ができていた。今日のようなチームにとっても永山選手にとっても重要なゲームは、勝って終わることが一番いいこと。引き続き目の前の試合に集中して準備してくことが大切。その後にプレーオフについて考えていくが、プレーオフのホームアドバンテージを取ることができたのはとても素晴らしいことだ』

◆武藤キャプテン『永山選手の引退セレモニーもあった中で、気持ちよく送り出すことが出来たと思う。ケガ人がいる中で、コートに立った選手が自分たちの持ち味を出すことができ、いい意味で次に繋がるゲームになったと思う。初めてのプレーオフなので分からないことはたくさんあるが、ホームの声援は大きなアドバンテージになる。残りの試合、昇格するために自分たちのやるべきこと全てを出し切って戦い抜きたい』

◆長尾『初めてスタートでの出場となったが、永山選手のためにも絶対に勝ちたいと思っていた。出だしその気持ちがいい方向に繋がって良かったが、後半空回りしてしまい個人的には非常に悔しいが、チームとしてはいい形で勝利できて良かった。今回の経験を次に生かせるようにしたい。プレーオフは勢いが大事だと思うので、若手らしくチームに少しでも勢いをつけられるようなプレーをしていきたい』

◆永山『最後みんなが繋いでくれたフリースローを決めきれたのは良かった。プレーも、それ以外でも自分らしさを出していこうと考えていたので、自分ができることやりたいことはやりきれた。こうやっていろんな方に見送ってもらうことがなかなか出来ないのがプロの世界なので、感謝の気持ちでいっぱい。B2に上がることでブースターの皆さんに恩返しができると思っているので、皆さんと笑顔で終われるようB3優勝目指して残りの試合戦いたい』

なおB3リーグは岩手ビッグブルズのレギュラーシーズン1位が確定。プレーオフの最後の進出チームとして8位豊田合成の進出も決まりました。

次節はレギュラーシーズン最終節。レブナイズは4月7日と8日、6位東京ユナイテッドバスケットボールクラブとアウェーで対戦します。

そしてレブナイズのプレーオフ準々決勝は4月21日から鹿児島市の西原商会アリーナで、3戦2勝方式で開催される予定です。


【B3リーグ 2022-23シーズン順位表】(第25節・4月2日現在)

1  岩手   43勝7敗  .860 ※PO進出

2  埼玉   41勝9敗  .820 ※PO進出

3  鹿児島  40勝10敗 .800 ※PO進出

4  静岡   39勝11敗 .780 ※PO進出

5  横浜EX 38勝12敗 .760 ※PO進出

6  東京U  32勝18敗 .640 ※PO進出

7  岡山   27勝23敗 .540 ※PO進出

8  豊田合成 22勝28敗 .440 ※PO進出

9  岐阜   19勝31敗 .380

10 三重   18勝32敗 .360

11 八王子  16勝34敗 .320

12 金沢   16勝34敗 .320

13 湘南   15勝35敗 .300

14 立川   14勝36敗 .280

15 山口   13勝37敗 .260

16 品川    7勝43敗 .140


【リーダーズ】(レブナイズ関係)

<得点>

3位 アンソニー・ゲインズ・ジュニア 平均24.67

<アシスト>

9位 森田雄次 平均3.79

<3ポイント成功率>

10位 アンソニー・ゲインズ・ジュニア 37.63

<スティール>

1位 アンソニー・ゲインズ・ジュニア 平均2.37

<ブロックショット>

4位 藤田浩司 平均1.00

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